中国ナンバー3、北朝鮮の金総書記と会談-中朝関係の重要性強調
(ブルームバーグ): 中国共産党序列3位の趙楽際・全国人民代表大会(全人代)常務委員長は13日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と平壌で会談した。ロシアに接近する北朝鮮との協力強化を図る中国の取り組みを裏付けた。
中国国営の新華社通信によれば、趙氏は平壌訪問の最終日に金氏と会談し、両氏は両国関係の重要性を強調した。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日、金氏が中国との長年の関係をさらに発展させる立場を再確認し、中国代表団の訪朝について「朝中友好の無敵さを示し、時代が求める両国の伝統的な友好協力関係をさらに発展させる上で、非常に重要な意義がある」と述べたと報じた。
中国の習近平国家主席が2019年に平壌で金氏と首脳会談を行って以来、趙氏は北朝鮮を訪問した最も高位の中国要人。
ロシアがウクライナで始めた戦争でロシア軍が使用する武器の譲渡と引き換えに、北朝鮮がロシアから多額の援助を受けていると米国や韓国などは指摘している。
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原題:Top China Lawmaker Reaffirms North Korea Ties in Kim Meeting (1) (抜粋)
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