2023年の注目ヘルメットはどれだ!?年間TOP10モデル発表!【2023 Webike ランキング】
今年も残り僅かとなり、新たな年を迎える前に、バイク乗りにとって欠かせないアイテムである「ヘルメット」に焦点を当てた、毎年恒例のイベントがやってきました。 【画像】2023年の人気ヘルメットを写真で見る(14枚) 2023年、一年間にわたり数多くの素晴らしいヘルメットが市場に登場し、ライダーたちを魅了しました。 ヘルメット選びは、単なる安全性だけでなく、スタイリッシュで個性的なデザインも求められます。これから先の冒険に備えて、年明けを機にヘルメットを新調するのはいかがでしょうか? それでは、今年の締めくくりとして、人気急上昇のヘルメットランキングを発表いたします!
2023年のヘルメットを振り返る
2023年も、バイクトレンドとして定着した「ネオレトロ/ネオクラシック」がライダーたちの注目を集めています。この新しいトレンドは、バイクのデザインや機能性だけでなく、ライダーのアクセサリーやヘルメットにも大きな影響を与え続け、最新テクノロジーとクラシックデザインが融合された、ネオクラシックヘルメットがトレンドとして浮上しています。これらのヘルメットは、クラシカルな外観と同時に先進の安全性能を誇り、各ブランドから独自のヘルメットがリリースされ、多彩な選択肢が揃えられています。 そのなかでも2023年の注目ポイントは、高速道路やサーキットでのパフォーマンス向上を追求した「エアロダイナミクスヘルメット」です。SHOEIの最新モデルである『X-Fifteen[エックス フィフティーン]』がその代表格で、その空力性能は卓越しています。高速域での安定性やサーキットでの高い操縦安定性が求められる中、これらのヘルメットはライダーに優れたパフォーマンスを提供しています。 2024年は、バイクカルチャーにおいて機能志向が一層際立つ年となりそうです。新しい技術とデザインの融合を楽しみ、進化し続けるバイクトレンドに乗り込んでいくことでしょう。
2023年のヘルメットランキング【10位】~【4位】
────────── 【10位】NOLAN:ノーラン|X-lite X-803RS ウルトラカーボン ────────── ノーランの『X-lite X-803RS ウルトラカーボン』は、究極の軽さと卓越した強度を兼ね備えたフラッグシップモデルとして10位にランクイン。 カーボンやアラミド繊維などのハイエンド素材を贅沢に使用し、風洞実験や実走試験、MotoGPレースにおける経験を基にした空力性能は、高速走行時においても安定性を確保し、快適で安心感のあるスポーツライディングを実現。 このレーシングモデルはスポイラーが特徴で、カーボン&コンポジットファイバーから成るアウターシェルが軽さと頑丈さを両立。SG規格(MFJ公認)に適合し、高い安全性を確保しています。 おすすめポイントは、軽量かつ頑丈な素材を使用したことで、ヘルメットが頭にしっかりフィットし、高速走行時でも快適なライディングを可能にしている点です。また、洗濯可能な内装は、いつでも清潔な状態を保てるので、長期間の使用でも快適さが続きます。多彩なカラー展開も魅力の一つです。 この軽量ウルトラカーボンレーシングヘルメットは、レーシングシーンにおいてもプロフェッショナル仕様。その性能とデザインの高さに、カラー展開の豊富さがプラスされ、まさにライダーのニーズに応える一品です。自身のモーターサイクル体験を格上げするならこのヘルメットが最適。最高のパフォーマンスと安全性を求める方に、自信を持っておすすめいたします。 ────────── 【9位】HJC:エイチジェイシー|HJH239 RPHA 1N ヘレス レッドブル ────────── 9位には、HJCの『HJH239 RPHA 1N』がランクイン。 「RPHA 1N」は、FIM・MFJ公認の本格レース仕様ヘルメットで、世界トップクラスのライダーのフィードバックを基に設計・開発。P.I.M. PLUSとカーボングラスにより耐衝撃性能向上、シールドロックシステムやシェルデザインには高速レース環境に対応した技術が投入されています。 RedBullロゴモデルは、MotoGPスペインGPの舞台であるヘレス・サーキットをイメージ。存在感あるRedBullロゴに、白とブルーの縁石上をライダーが疾走するデザインが印象的。ティオペペタワーやタンポポを彷彿とさせるカラーリングと疾走感あるグラフィックが特徴です。スポンサーライダー専用だった「RedBullロゴ」が、一般向けヘルメットとして初めて採用された特別グラフィックヘルメットとして、これまでにない特別感が漂います。 ベンチレーションシステムが前頭部のインテークから後頭部のアウトレットにかけて、効率的な走行風の取り込みと排出を実現。シールドの曇りをロアインテークから取り入れた走行風でやわらげ、シールドの交換も工具不要でスムーズに行えます。インカム使用時も考慮され、スピーカーが収納できるスペースを確保し、耳まわりの窮屈さや不快感を軽減。転倒時の安全も考慮し、ロック機能が強化されています。 ヘルメットの内装は取り外し可能でクリーニングが可能。さらに、オプションパーツでの販売もあり、内装の交換により常に衛生的かつ快適な状態を維持できます。チンカーテンが標準で付属し、風切り音や巻き込み風を軽減。エアロスポイラーを装着することで空力性能も向上し、高速域でのブレを軽減します。 レッドブルのエッジの効いたデザインが、普段使いのヘルメットにスタイリッシュで個性的な魅力をプラスしています。モーターサイクル愛好者にとっては見逃せないヘルメットとなっています。 ────────── 【8位】OGK KABUTO:オージーケーカブト|GEOSYS[ジオシス] ────────── OGKカブトの『GEOSYS[ジオシス]』は、長距離でも快適なオンロード走行と、オフロードでも安心してアドベンチャーライディングを楽しめるデュアルパーパスヘルメットとして8位にランクイン。 このヘルメットの最大の魅力は、防眩・泥避け機能を備え、エアロダイナミクスを追求したバイザーにあります。走行風を受け流し、5段階の角度調整が可能なデザインは、オンロードとオフロードの両方での快適な走行をサポート。 特に注目すべきは、バイザーの他にもチンベンチレーションが独立しており、シールドの曇り防止と口元の換気が役割ごとに確保されています。シーソー式ヘッドベンチレーションは操作しやすく、大開口でグローブをした状態でもスムーズな操作が可能。トップベンチレーションも開閉が行いやすく、ワンタッチでの操作が可能です。 オンロード性能においては、Kabuto独自の「ウェイクスタビライザー」が高速走行時の負荷を軽減し、静かで安定した走行性能を提供します。ヘルメット内部はCOOLMAX®生地を使用し、肌触りがよく、制菌加工により清潔さを保ちます。内装はフル着脱可能で洗濯が可能。さらに、眼鏡対応のチークパッドやスピーカー専用スペースも嬉しいポイント。 最後に、ウィンドシャッターNo.8が同梱されており、風の巻き込みを軽減して快適な走行を実現。このデュアルパーパスヘルメットは、遊び心を熱くする快適性が磨かれた一着。アドベンチャーライディングにおいて、安心感とスタイルを兼ね備えたヘルメットをお求めの方に、ぜひおすすめします。