[山口県]山口市534人異動 部活動地域移行へ推進室
山口市は19日、4月1日付の人事異動を発表した。異動規模は534人で前年度と比べ20人減少。市民生活の安心と安全の確保、人口減少対策、子育て支援といったプロジェクトの着実な推進を可能とする組織改編と適切な人事配置、適材適所の異動を実施する。 市立中学校部活動の地域移行に向けた推進体制の強化を図るため、交流創造部に部活動地域移行推進室を設置する。豪雨による浸水被害などを踏まえ、道路河川建設課河川治水対策室を河川治水課として再編し、課内に管理担当と河川治水担当を新設。これに伴い、道路河川管理課を道路管理課、道路河川建設課を道路建設課に再編する。若者の活躍と雇用創出の環境づくりに向けた推進体制の強化を図るため、ふるさと産業振興課に人材確保支援担当を新たに設置する。 幹部職員の人数は、部長級25人、部次長級35人、課長級126人の計186人。このうち女性は部長級1人、部次長級4人、課長級19人の計24人で、幹部職員に占める女性職員の割合は12・9%で前年と比べ1・0ポイント上昇する。 31日付の退職者は29人で、4月1日付の新規採用は51人。同日時点の職員総数は1696人で前年度同期と比べ12人増の見込み。