江汐公園であじさいまつり 天候に恵まれ8000人【山陽小野田】
江汐公園で16日、第27回あじさいまつりが開かれた。天候に恵まれて昨年を大きく上回る8000人(主催者発表)が来園。江汐湖西畔にあるあじさい園で34種5000株の色とりどりのアジサイを観賞し、管理棟前でのさまざまなステージイベントで、梅雨入り前の休日を満喫した。同公園指定管理者の晃栄(井上雄治社長)主催。 ステージではオカリナやギター、ハーモニカのグループ演奏、小学生のピアノ弾き語り、キッズダンスなど10組が日頃の研さんの成果を披露。高泊校区女性会の炊き込みご飯、JA山口県高千帆ふれあい朝市の野菜、焼きまんじゅう、焼き鳥などの出店も並んだ。 市緑化推進協議会(福永正和会長)は「マジカルレボリューション」「卑弥呼」など8種類のアジサイの苗木と、市水道局の水道水ペットボトル「森響水」をセットで200人に無料配布した。毎年恒例の人気イベントで、正午の配布開始前に約500人が列をつくり、開始後わずか5分で無くなった。 宇部市から夫婦で来園した原田貢さん(73)は「友人から苗木の配布があると聞いて来た。園内でウオーキングをして11時ごろから並んだ。ベランダで大切に育てる」と話した。 井上社長は「今年は開花がやや遅れていて、今週中と思われる梅雨入りに合わせて見頃のピークを迎えそう」と話した。