有田工で壮行会とセンバツ旗授与式 「粘り強い全員野球を」 /佐賀
<センバツ> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する有田工(有田町)で24日、壮行会とセンバツ旗授与式があり、全校生徒ら計約500人が参加した。体育館で式典に臨んだのは2年生のみで、新型コロナウイルス感染拡大防止のため1、3年生は教室で「ライブ配信」を視聴した。 壮行会では、東福昌勝校長が「粘り強い全員野球を、皆さんの良さを甲子園で思う存分発揮してきて」と鼓舞し、生徒会長の中野蓮太朗さん(2年)が「同じ有工生として誇りに思う。甲子園の舞台で臆することなく、思い切り暴れ回ってきてほしい」と応援した。 授与式では、校名や校章をあしらったセンバツ旗が中山裕司・毎日新聞佐賀支局長から上原風雅主将に手渡された。同支局長は「県民や多くの野球ファンが皆さんのプレーを楽しみにしている」と激励。上原主将は「春の甲子園では2000年の佐賀商業以来の初戦突破を目指す。自分たちらしい野球を発揮したい」と意気込んだ。 大会は3月4日に組み合わせ抽選会があり、同18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【井土映美】