第96回米アカデミー賞香港代表に選ばれた、ネオン職⼈の夫を亡くした妻の決意の物語 映画『燈火(ネオン)は消えず』
中華圏を代表する映画賞・金馬奨でシルヴィア・チャンが主演女優賞に輝き、第96回米アカデミー賞国際長編映画賞香港代表作品にも選ばれている香港映画『燈火(ネオン)は消えず』の予告映像と日本版ポスタービジュアルが公開された。 本作は、ネオン職⼈だった夫亡き後、夫をやり残した最後のネオンを完成させようと妻が奮起する物語。 『過ぎゆく時の中で』『呉清源~極みの棋譜』のシルヴィア・チャンと、ジョニー・トー作品や『イップ・マン 序章』のサイモン・ヤムが夫婦役を演じ、『返校⾔葉が消えた⽇』で⼈気スターとなったセシリア・チョイが2⼈の娘役、本作で⾹港電影⾦像奨新⼈賞にノミネートされたヘニック・チャウが物語の鍵となる⻘年を演じた。 ⾹港といえば 100 万ドルの夜景に煌めくネオンサインだが、2010年の建築法等の改正以来、実は2020年までに9割ものネオンサインが姿を消している。そのため本作は、すでに撤去された数々の⾹港名物だったネオンを、過去の記録映像を使⽤したり、CG使用や、ネオン指導の職⼈が新たに作り直すことで再現。 この度完成した⽇本版予告映像も、⾹港新旧スターの魅⼒とともに、再現されたネオンの輝きをたっぷりと伝えている。 映画『燈火(ネオン)は消えず』は、2024年1月12日(金)より全国順次公開。
otocoto編集部
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