SNSに「メリーXマス」投稿 トランプ氏、キリスト教色復活
【ワシントン共同】トランプ次期米大統領は25日、妻メラニアさんと笑顔の2ショット写真を添えて「メリークリスマス!」と自身の交流サイト(SNS)に投稿した。メリークリスマスにはイエス・キリスト降誕を祝う意味があり、宗教の多様性に配慮して異なる表現を使う風潮が広がる中、キリスト色を復活させようとしている。 共和党のトランプ氏は11月の大統領選でキリスト教右派らの支持を得て、民主党候補ハリス副大統領に勝利した。来年1月の次期政権発足を前に保守層の支持を固める狙いがありそうだ。 トランプ氏は1期目在任中にも保守系団体の会合で、政治的に正しくないとの理由でクリスマスという言葉を使わない人がいると批判し「再びメリークリスマスと言おう」と訴えていた。2期目も同様の主張を続けるとみられる。