THE RAMPAGE「最高の時間を共有したい」横浜アリーナで“熱帯夜”なライブ〈バズリズムLIVE2023〉
16人組ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEが11月3日、横浜アリーナで開幕したイベント「バズリズムLIVE2023」に出演、5日まで3日間にわたって行われるライブの初日を熱量たっぷりのステージで締めくくった。 ステージの上はもちろん客席も冒頭からラストまで“アドレナリンが上がりっぱなし”。進行のバカリズムは「後は体力だけ残してすべて出し切っていただきたい」とグループを呼び込んだが、その言葉通りの盛り上がりで、横浜アリーナはさながら熱帯夜だった。 「ジャパンモビリティーショー2023」内での音楽ライブ「H₂ Energy Festival」(10月28日)に続いてボーカル川村壱馬は体調不良で不在で15人での出演となったが、15人とは思えないエナジーと熱を放つライブパフォーマンスだった。 ライブは13人のパフォーマーによる『PERFORMER’S D.N.A. 』でスタート。複数で、そしてソロでとストロングポイントを魅せつけると会場は歓声と熱気で包まれた。 グループのデビュー曲『Lightning』の勇ましいイントロとともにボーカルの吉野北人とRIKUが登場。吉野の「バズリズムライブ、楽しんでいきましょう!」の呼びかけにファンが持つ白いフラッグが大きく揺れ、パフォーマーも振り上げる腕や踏むステップに力がこもった。ワッと歓声が上がるなか録音の川村の声と吉野の「Let’s go !」の声で『THROW YA FIST』。会場は一気に沸騰状態になった。 和太鼓や琴、三味線といった和楽器を取り入れたレゲトンチューン『Summer Riot ~熱帯夜~』のパフォーマンスの熱気に促されて客席も高揚するなかで、RIKUが「この曲で全員でひとつになっていきましょう! レッツゴー」とラテンなダンスチューン『Fandango』へ。RIKUの「Everybody!」「もっと!もっと!」の声にオーディエンスの「ファンダンゴ!」の声も大きくなった。 吉野はMCで、改めて川村の不在を報告すると「今日はこのメンバーでみなさんに楽しんでもらえるように精一杯しっかりお届けしたいと思うので最後まで楽しんでいただけたらと思います」と話した。 さらに「最高の思い出を作って最高の時間を共有したい」と「バズリズム!」でコール&レスポンスすると『SWAG & PRIDE』へ。加熱しきったメンバーと観客が大きく上下させる腕が炎のように揺れるなかで、ラストの『100degrees』。パワフルで骨太な楽曲で、最後の盛り上がり前のRIKUの「行くぞ!」の声に会場は大いに沸いていた。 「バズリズムライブ」は、人気音楽番組『バズリズム02』(日本テレビ系、毎週金曜24時59分)が発信するイベント。5日まで3日間にわたって行われるイベントで、初日となった3日には、THE RAMPAGEのほか、M!LK、Novel Core、ONE N’ ONLY、MAZZELが出演。オープニングアクトをXYが務めた。 ライブの模様は、24日深夜の放送で見られるほか、12月15日からHuluで独占配信される。