日本で二番目に「家賃が高い」都道府県はどこ? 気になる正解率は52%だった
日本で一番「家賃が高い」都道府県は東京都(出所:全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向 2024年10月調査」)です。それでは、日本で二番目に「家賃が高い」都道府県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】都道府県別家賃ランキングTOP10を見る 今回、アンケートで尋ねたところ、回答者全体の約5割が正解しました。 記事後半では、日本で二番目に「家賃が高い」都道府県の経済面を紹介します。 ※家賃の定義について 契約ベースによる統計につき、一般的な募集賃料ベースの統計よりも、資料は下回っています。 出所:全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向 2024年10月調査」 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で二番目に「家賃が高い」都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「埼玉県」「神奈川県」「大阪府」「兵庫県」の4択のうち、「日本で二番目に『家賃が高い』都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の52%が神奈川県と回答。 次に多かったのが33%の大阪府。そして9%の埼玉県、6%の兵庫県という順番になりました。 ちなみに各県の人口は、多い順で以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。 ・神奈川県 920万8688人 ・大阪府 877万5708人 ・埼玉県 737万8639人 ・兵庫県 542万6863人
4つの府県の「家賃」を比較すると…
全国賃貸管理ビジネス協会が公表している「全国家賃動向 2024年10月調査」によると、日本で二番目に「家賃が高い」都道府県は、神奈川県です。 気になる総平均賃料は、6万8072円となっています。総平均賃料とは、1部屋(=1K・1DK・1LDKなど含む)~3部屋の家賃データから算出したものです。 部屋タイプごとに見てみると、神奈川県の1部屋の家賃平均は6万234円。2部屋が7万6350円、3部屋が8万6675円でした。 神奈川県は県面積では全国47都道府県で五番目の小ささながら、人口は東京都に次いで二番目に多い県です。また、首都・東京に近く、交通の利便性も高いため、家賃が高い傾向にあります。 神奈川県に次いで三番目に総平均賃料が高いのは、大阪府の6万2898円。四番目は埼玉県の6万1506円で、選択肢にあった兵庫県は5万9868円で六番目でした。 ちなみに、総平均賃料が一番安いのは群馬県の4万5450円。次いで青森県の4万5985円、鳥取県の4万6069円という順番でした。家賃が一番高い東京都(7万9254円)と群馬県では、家賃に3万3804円もの差があります。