再選した斎藤元彦知事 県職員らへの対応は?再び不信任案可決されたら?サンジャポが直撃
17日に投開票された兵庫県知事選に再選した斎藤元彦知事(47)が24日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)にVTR出演した。 パワハラやおねだりなど数々の疑惑を指摘され、県議会から全会一致で不信任決議を受け失職した斎藤氏は、元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り、再選を果たした。選挙戦では斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われたが、斎藤氏はSNS戦略を駆使して大きな流れを起こし、最終盤で形勢を逆転した。 今回、同番組の直撃取材を受けた斎藤氏。県職員らへの今後の対応について問われると「選挙が終わりましたので、大きな民意が示されましたから。県職員の皆さんも県議会の皆さんも、これから良い県政を前を向いてやっていこうという雰囲気になっていただきたいと思ってます」とコメント。 百条委員会によるパワハラ疑惑などの調査は続き、再び不信任案が可決されたら議会は解散する?との質問には「これからの百条委員会の審議をしっかり対応していくということが、私以外も含めて大事だと思いますし。良い県政を前に進めていくために頑張っていくことに尽きると思います」と述べた。 百条委員会をめぐっては、委員に対する誹謗(ひぼう)中傷がSNSで相次いでいる。 斎藤氏は「SNSを使われている方は冷静に使うことが大事だと思いますし。県のほうもSNSに関する条例の検討を進めているところですので。国の状況とか見ながらどういったことができるのかこれから考えていきたいと思います」と語った。