東京都内の待機児童数が増えて8672人に /東京
東京都は7月31日、都内の保育サービス利用状況(4月1日現在)を公表した。保育サービス利用児童数は、前年より1万1577人増の23万4911人となった。一方、児童の数が増えたことなどから、待機児童数は8672人と前年に続き増加した。 保育サービス利用児童数の増加が大きい区市町村は、1位は江東区で885人。次いで練馬区(685人)、世田谷区(618人)だった。待機児童数が最も多いのは世田谷区で、1109人。これに大田区(613人)、板橋区(515人)と続いた。 待機児童数が増えたのは、就学前児童人口の増加や保育所入所申込率が高まったほか、保育所入所申込者数も増加したため。「保育サービス利用児童」とは、認可保育所・認証保育所・認定こども園・家庭的保育事業・小規模保育事業・定期利用保育事業・区市町村単独保育施策の利用児童のこと。