アメリカ軍がオスプレイの運用の一時停止を勧告したことが分かりました。これを受け、陸上自衛隊は任務飛行を除いたオスプレイの飛行を当面の間、停止することを明らかにしました。 アメリカ海軍航空システム司令部は、JNNの取材に対し、今月6日、オスプレイの運用の一時停止を軍内に勧告したと明らかにしました。 先月、訓練中のオスプレイが緊急着陸したことを受けての措置で、アメリカ空軍は「機材の不具合が確認された」と明らかにしています。 AP通信は、海兵隊と海軍、空軍は運用を一時停止したと報じるとともに、去年11月、屋久島沖で墜落し、乗員8人が死亡した事故との類似点を指摘しています。 こうした中、陸上自衛隊は任務飛行を除くオスプレイの飛行をきょう10日から当面の期間、停止することを明らかにしました。運用の再開は「米軍側への詳細の確認を行ってから判断する」ということです。 アメリカ軍のオスプレイをめぐっては、先月、奄美空港に1機が緊急着陸していて、およそ3週間経った今月10日も駐機しています。