麻薬入り喫煙具販売か、容疑でタトゥー店店長逮捕 吸引した女性客が体調不良で緊急搬送
店舗で麻薬を含む製品を販売したとして、警視庁薬物銃器対策課は、麻薬取締法違反の疑いで、東京都渋谷区のタトゥー店店長、長谷川継之介容疑者(29)を逮捕した。 逮捕容疑は従業員と共謀して4月、併設する店舗内で客の30代女性に麻薬「デルタ8―テトラヒドロカンナビノール」を含む、ジョイントと呼ばれる紙巻き喫煙具2本を計5500円で譲り渡したとしている。 薬銃課によると、5月2日午前1時ごろ、このうち1本を吸引した女性が体調不良を訴え緊急搬送され、押収した残る1本から麻薬が検出されたことで発覚した。 同店を巡っては今年5月以降、この女性を含む計11人が、リキッドと呼ばれる液体やクッキーなど、同店の商品を使用した後に体調不良で緊急搬送されているという。