【桜花賞】ステレンボッシュ 前走とは落ち着きが違う 陣営も自信「間違いなく我慢利く」
「桜花賞・G1」(7日、阪神) ステレンボッシュは春G1をターゲットに来日したジョアン・モレイラ騎手(40)=ブラジル=との初コンビで大舞台に臨む。マジックマンと称される名手の手綱さばきにも注目が集まる中、直前の気配について田村亮平調教助手に直撃した。 -レース前日朝は角馬場で体をほぐして、栗東坂路を1本登坂。雰囲気は。 「落ち着きもあって良かったです。軽やかに走っていました」 -阪神JFは首差2着。 「初めて栗東に滞在してのレースでしたが、メンタルの強いところを見せてくれました」 -2度目の栗東滞在。 「前回はトレセンの出口に近く、少し騒がしい時がありました。今回は静かな場所に滞在できたので、落ち着きが違いました」 -ここまで注意してきた点は。 「坂路の入り口だけテンションが上がるので、気をつけました。カイバもしっかり食べていました。無事にここまで来られてホッとしています」 -この馬の強みは。 「レースが上手なところですね。どんな競馬もできます」 -前走時からの成長や変化は。 「体はほとんど変わらないけど、メンタル面では本当にどっしりしてくれました。間違いなく我慢が利いていますね。2歳の頃よりもギアチェンジができるようになったんじゃないかな」 -今回はモレイラと初コンビ。 「エピファネイアの子どもで前向きなところはあるけれど、どうしようもなく引っ掛かるようなことはないです。ジョッキーもレースの映像をだいぶ見てくれているという話でした。あとはジョッキーにお任せします」