今後の主力は“H3”に…『H2Aロケット』最後の機体を公開 温室効果ガスを観測する衛星の打ち上げに利用
愛知県飛島村の三菱重工の工場で作られてきた「H2Aロケット」の最後の機体が25日、公開されました。 直径4メートル、すべてをつなげた長さは53メートルのH2Aロケットは、愛知県飛島村の三菱重工の工場でつくられ、2001年の初号機以来、98%の打ち上げ成功率を誇ってきましたが、今後はより大きいH3に主力ロケットの座を譲ります。 三菱重工業宇宙事業部の担当者: 「最終号機ということで非常に感慨深い。最終号機だからといって過剰に意識することはなく、普段通りの仕事をして確実に打ち上げ成功につなげていきたい」 最後のH2Aロケットは27日、種子島宇宙センターに向けて出発し、温室効果ガスを観測する衛星の打ち上げに利用されます。