海上自衛隊横須賀地方総監部は、職場から防弾チョッキなどを盗んだなどとして、20代の男性海士長を、13日付けで懲戒免職処分にしました。 懲戒免職となったのは、海上自衛隊横須賀警備隊の20代の男性海士長です。 横須賀地方総監部によりますと、海士長は、2021年7月末頃からおととし3月下旬頃までの間に、「整備のため」と偽って倉庫に入り、防弾チョッキやガンホルスターなど12点、およそ97万円相当を盗み出し、ミリタリーショップで売却したということです。 その後、盗まれたものがネットオークションで販売されていたことから犯行が発覚。 ほかにも海士長は、おととし2月に同僚隊員の私物の工具を盗んでいたことなどから、ことし4月に横須賀警務隊に逮捕されていました。 海士長は、「生活費がかさみ、金がなくなり実行した」などと話していたということです。