『Eye Love You』テオは“何気ない幸せ”を届ける存在に チェ・ジョンヒョプの魅力に迫る
放送のスタートとともに、極上のときめきで視聴者の心を奪った『Eye Love You』(TBS系)。主演を務める二階堂ふみの好演はもちろん、日本の連続ドラマ初出演となるチェ・ジョンヒョプに注目が集まった。 【写真】ジョンヒョプの魅力が詰まった場面写真(複数あり) 第1話では、とある事故がきっかけで目が合うと相手の気持ちがわかるテレパス能力を持った侑里(二階堂ふみ)が、大好きな韓国料理のデリバリーを通じて配達員のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会う様子が描かれる。相手の心の声が聞こえてしまうせいで傷付くこともあるが、侑里は「使い方次第で苦くも甘くもなる」というかつての父の言葉を胸に前向きに生きていた。テレパシーのせいで思うように恋愛もできない侑里が、偶然出会ったテオは韓国からの留学生。心の声が韓国語だったことで、初めて侑里は相手が何を考えているのかを知らずに済む状況になる。 韓国人俳優がヒロインの相手役を務める作品は民放GP帯連続ドラマ史上初。また、ドラマ内ではふんだんに韓国語が使われており、新感覚の恋愛ドラマとしてのワクワク感をさらに高めてくれる。侑里が夢中になる韓国料理がこれまた美味しそうで、初回放送はとにかく胸の高鳴りが抑えられなかった。 そんな中で、視聴者の心をガッチリ掴んだのが、ユン・テオを演じるチェ・ジョンヒョプの存在だ。ジョンヒョプは2016年にウェブドラマ『トゥーンドラショーシーズン2-朝鮮王朝実録』で俳優デビュー。その後は『ストーブリーグ』で地上波ドラマ初出演を果たし、『わかっていても』のヤン・ドヒョク役や、『無人島のディーバ』のカン・ボゴル/チョン・ギホ役で知名度を上げた。これらの作品はNetflixで配信中であることから、韓流ドラマ好きにジョンヒョプはすでに馴染みの存在だったことだろう。今回の『Eye Love You』出演によって、今後さらに日本でファンを増やしていくことが予想される。 ●第1話から大爆発していたチェ・ジョンヒョプの魅力 そんなジョンヒョプの魅力は、第1話からすでに大爆発していた。日本の大学で絶滅危惧動物の研究をしながらデリバリー配達員のバイトをするテオは、その天真爛漫な魅力に加えラッコ好きというかわいらしさ、美味しいお店を書いた手書きのメモを残す優しさで、あっという間に視聴者の心を魅了する。テオの素直で真っ直ぐな心を、ジョンヒョプが大柄な体格で表現する様子はまさに大型犬のようなかわいらしさ。にっこりと笑う人懐っこい笑顔についつい甘やかしたくなってしまう。 特筆したいのはmテオの人間性の素晴らしさだけでなく、彼が侑里の生活に“何気ない幸せを届ける存在”であるということだ。テオは環境に配慮した石けんを使って、たびたび屋上からシャボン玉を飛ばす。その綺麗なシャボン玉は、仕事で疲れ果てた侑里の心を自然と癒すことになる。さらにお腹を空かせた侑里がデリバリーを注文すれば、美味しい食事を届けて「エナジーチャージ」もしてくれる。侑里はテオを「神様」と称していたが、元気が出ない時に美味しいご飯と優しい気遣いを差し出してくれる人がいたら、どんなに心強いことだろうか。テオは侑里の生活に自然と溶け込み、心地よく暮らすための大きな支えとなっているのだ。 どうやらこの先、テオは侑里の会社「Dolce & Chocolat.」にインターン生として入社する様子。第2話からは職場でも一緒の時を過ごすことになりそうな2人の関係がどう進展していくのか、今から待ちきれない。
Nana Numoto