「今週グリップの握り方を変えた」パットが冴え、小祝さくらが6バーディノーボギー暫定首位で好発進! 「ヤマハレディースオープン葛城」初日レポート
やや打ち上げの3番ホールのパー5がドライビングディスタンス計測ホールになっていました。穴井選手の位置にいるボランティアが手にしているGPSの計測結果がスマホに表示されるようになっているそうです。昨年まではフェアウェイ両側の印から歩測して計測していましたので、より正確な距離が計測できるようになっています。
穴井選手の位置で250ヤードと教えてくれましたが、そこから20ヤード後ろに小祝選手、さらに20ヤード弱後方に山下選手となりました。打ち上げの分ランも出にくい状況でしたが36歳になる穴井選手のポテンシャルの高さを改めて見せつけられました。今週は森田理香子、小林夢果選手といった飛ばし屋との飛距離対決もチェックしていきましょう。
3アンダーで終えた山下選手は、抜群のショットの安定で、惜しいパットが幾つもありましたので先週に引き続き好調な様子。調子のバロメーターでもある、ピタリと収まるフィニッシュへとリズムよく振り抜けているので明日以降パットが入り出すと優勝争いに加わってくることでしょう。 午後スタート組でスコアを伸ばしているのは、先週3位で終えた小林夢果、笠りつ子選手が3アンダー、竹田麗央、脇元華選手が2アンダーとなっています。引き続き現地からのレポートをお届けします。 写真/中村修 ※文中の順位、スコアは2024年3月28日16時0分時点の暫定のものです。
プロゴルファー・中村修