【NFL】コルツの医療スタッフが高血圧を発見してくれたことに感謝するDTデイビス
インディアナポリス・コルツのディフェンシブタックル(DT)レイクワン・デイビスはトレーニングキャンプ開始時に非フットボール故障者(NFI)リストに登録された。その理由は明らかにされていなかったが、今週、NFIから復帰したデイビスが原因を明かしている。それは高血圧だった。
『ESPN』のスティーブン・ホルダーによると、デイビスは「(医療スタッフが)こういう問題を見つけてくれて、本当に感謝している。最近、高血圧や心臓発作といった問題をよく目にしているからね」と話し、こうつけ加えたという。
「彼らが発見してくれたのは素晴らしいことだ。復帰までの道のりは大変だったけど、俺は戻ってきて・・・体を整えようと努力している」
デイビスの復帰は、シンシナティ・ベンガルズとの2時間以上にわたる合同練習の最中に実現している。つまり、復帰プログラムとしては決して簡単なものではなかった。現地21日(水)に27歳の誕生日を迎えたデイビス(おめでとう、レイクワン!)は、木曜日に行われるプレシーズン最終戦に出場し、シーズンに向けた準備を進める予定だ。
コルツはこのオフシーズンに、アラバマ大学出身で身長約201cm、体重約147kgのデイビスと契約し、ディフェンスのインテリアでDTディフォレスト・バックナーとグローバー・スチュワートに続いてローテーションの一角を担うことを期待している。かつてドラフト2巡目で指名を受けたデイビスは、マイアミ・ドルフィンズでの最初の4シーズンで主に2ギャップ(相手の動きを見て2つのギャップを守るスタイル) の選手としてプレー。コルツの守備コーディネーター(DC)ガス・ブラッドリーが率いるディフェンスは、インテリアディフェンダーに突破力のあるスタイルを求める傾向がある。コルツはデイビスがそのスタイルに適応できると期待しているのだ。
デイビスはヒューストン・テキサンズとのレギュラーシーズン開幕戦までの18日間でコンディションを整え、ディフェンスに適応していくことになる。