M-1準優勝のバッテリィズ 来年も「M-1を目指します。目標は今年を超えること」
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で準優勝したお笑いコンビ、バッテリィズが30日、東京・有明の東京ガーデンシアターで開催されたお笑いフェス「DAIBAKUSHOW2024」に出演した。 テンポの良いしゃべくり漫才が芸風。M-1では天文学者のガリレオ・ガリレイをネタにエース(30)が「(体形が)細そうすぎやろそれは~。名前にガリ2個はキツいぞ」などとボケで笑わせたが、この日は少額投資非課税制度のNISA(ニーサ)をネタに、「『積み立て兄さん』って、どんなあだ名やねんそれは!何を積み立てたら、そんなあだ名になるんかなぁ」とNISAを兄さんと勘違いするなどして爆笑を誘った。 この日は約7000人を動員。2人は報道陣の取材に応じ、的確なツッコミで漫才をリードした相方の寺家(じけ、34)は大観衆について「味わったことのない雰囲気で、どこを見てよいか分からなかった」と感激した様子だった。 エースはM-1準優勝について「結果が出てよかった。やっとみんなに僕たちのことを見てもらえたので、それを維持して、行けるところまでいきたい」とホッとした表情。知名度もアップし、「歩いてたらめちゃくちゃ声かけられるようになったのが一番の劇的な変化。名前で呼んでくれる人もいますが、『アホの人や』とか。『アホの人や』でふりむいてまう僕もダメなんですけど。それでもうれしいです」と喜んでいた。 「今年を漢字1文字で表現すると」と聞かれたエースは「『楽』。楽しかったから」。寺家は「『二』。M-1など2位が多かったから」と説明した。その寺家は来年について「M-1を目指します。目標は今年を超えること」とリベンジを宣言。エースは「できれば優勝…もちろん目指しますけど。はっきり優勝といいたいけど、まだ自信はないですね」と控えめに頂点を狙っていた。 「DAIBAKUSHOW」は20年にスタートした吉本興業による年末恒例のお笑いフェス。この日はM-1で史上初の連覇を達成した令和ロマンや中川家、海原やすよ ともこ、次長課長、タカアンドトシ、笑い飯、佐久間一行、南海キャンディーズ、NON STYLE、かまいたち、霜降り明星、ニューヨークらが出演した。