「急逝した息子の思いを」 子ども食堂に預金500万円寄付 宇和島の郵便局員(愛媛)
昨年11月に急逝した宇和島市の郵便局員福本顕司さん=当時(47)=の家族が、同市神田川原の泰平寺の子ども食堂に福本さんの預金500万円を寄付した。生前、子ども食堂の活動に感銘を受けていた姿を踏まえて決め、12月27日の四十九日の法要後に「有意義に使ってほしい」と託した。 家族によると、福本さんは、約3年前に亡父の法要で訪れた泰平寺で開かれていた子ども食堂の様子を見て「すごいね」と感心し、しばらく話題にしていたという。独身で生前、死後は預金を寄付したいとの意志も示していた。
愛媛新聞社