気象庁「東日本大震災の余震域内」 福島、茨城、栃木で震度5弱
22日午前5時59分、福島県沖を震源とする地震が発生し、福島、茨城、栃木各県で震度5弱を観測した。震源の深さは25キロ、北海道から中国地方の一部にかけて震度1~4を観測した。マグニチュード(M)は7.4だった。同庁は「(東日本大震災の)余震域内で発生した。(2011年以降)地震活動が活発化しているなかでの一連の地震」としている。 【動画】福島などで震度5弱 気象庁が緊急会見 同庁は福島県、宮城県に津波警報を発令。仙台港で1.4メートルの津波を観測したといい、東日本大震災以降の地震をきっかけとした津波では最大だという。同庁は「高台や避難ビルなどに避難を。(警報、注意報が)解除されるまで海に近づかないように」としている。 地震を受け、同庁地震火山部管理課の中村浩二地震情報企画官は記者会見し、「1週間程度は同程度の地震に注意を。揺れが強かった地域では落石やがけ崩れが起きやすくなっている」などと話した。 同庁によると、震度5弱を観測したのは福島県白河市、須賀川市、国見町など16市区町村。