（写真：群馬テレビ）

不正軽油による軽油引取税の脱税防止につなげようと、調査担当者のスキルアップのための研修が１７日群馬県前橋市で開かれました。 軽油引取税は県税の一つで、軽油１リットル当たり３２．１円が課税されるものです。 軽油に灯油などを混ぜた不正軽油による脱税行為を防止しようと、群馬県の行政県税事務所では走行中の車両を対象に燃料の抜き取り調査などを行っています。 １７日は群馬県トラック協会の協力で、県内５つの行政県税事務所に所属する調査担当者のスキルアップを目指す研修会が開かれました。研修会では、タンクローリーを使い調査の実習も行われました。参加者はタンクローリーの構造などについて説明を受けたあとタンクの上に登り、専用のポンプで実際に燃料を抜き取っていました。