【解説】“103万円の壁”議論本格化…極秘の重要会合「インナー」とは 事実上決定権持つとされる9人の非公式幹部会合…メンバーに“コバホーク”や小渕優子議員ら
「103万の壁の引き上げ幅」年内決定の見通しも…
青井キャスター: 今の段階では、議事録がないわけですよね。ただ、今まで与党が過半数を占めていたので、与党が決めたものがそのまま国会で成立していたという状況ですが、今回は違うということです。インナーなどの議論を経て、103万の壁の引き上げの幅はいつ決まるのでしょうか。 木村キャスター: 自民党税調総会が25日から始まり、与党の自民党、それから公明党と協議をした上で、税制改正大綱というのは12月中旬ぐらいに、例年行われるそうなんです。しかし、2024年は国民民主党の意見、主張を反映しなければいけないので、日程や決定過程が変化すると可能性もあるかもしれません。 青井キャスター: 中旬に決まるのでしょうか。 智田裕一・解説副委員長: 宮沢税調会長はできるだけ早くと言っているのですが、やはり国民民主党の主張を踏まえながら協議していくので、ちょっと時間がかかるかもしれないですね。国会に法案を出さなければいけないので、遅くとも12月中には決めなければいけないんですが、調整は一筋縄ではいかないかもしれません。 (「イット!」11月22日放送より)
イット!