ディズニーに新エリア「ヴィランズランド」誕生へ、13人の悪役が結集
米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドに、ディズニー映画の悪役だけを集めた新エリア「ヴィランズランド」が誕生することが明らかになったと、米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。謎の呪文によって13人の伝説的なヴィランが一堂に会し、「ハッピーエンドのない」異色の体験を提供するという。 ディズニーパークス責任者のジョシュ・ダマロ氏がブラジルで開催されたD23エキスポで発表。集結するヴィランには、「白雪姫」の女王や「眠れる森の美女」のマレフィセント、「不思議の国のアリス」のハートの女王、「アラジン」のジャファー、「シンデレラ」のトレメイン夫人、「ラマになった王様」のイズマが含まれる。 さらに「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ヴィル、「ピーターパン」のフック船長、「美女と野獣」のガストン、「塔の上のラプンツェル」のゴーテル、「リトル・マーメイド」のアースラ、「ヘラクレス」のハデス、そして「ファンタジア」のチェルナボーグという、ディズニー史上最強の悪役が勢揃いする。 「彼らの邪悪な野望が、新しい物語を生み出す可能性を無限に広げてくれます。このエリアには皆さんがよく知る、そして忌み嫌う悪役たちが集まることになります」とダマロ氏は語った。 公開されたコンセプトアートでは、ドラゴン形態のマレフィセントが炎を吐く姿や、2つの大型アトラクションの姿が確認できる。さらにショッピングやダイニング施設も併設される計画だ。 これまでのディズニーパークにない「前代未聞の歪んだスケール」で展開されるという本計画。開業時期は未定ながら、同パークで進行中の「インディ・ジョーンズ」の新アトラクションや「ミラベルと魔法だらけの家」エリアと並び、次世代のディズニーワールドを象徴する目玉となりそうだ。