鉄パイプで頭部殴り貴金属奪われた事件 背後に暴力団も介在か 新たに不良集団に属しているとみられる1人を逮捕 広島
広島市西区の路上でことし5月、男性の頭を鉄パイプで殴るなどしたうえ、貴金属を奪い取った疑いで計4人の外国籍の男が逮捕されている事件で、警察は25日、新たに広島市南区に住む日本人の男(18)を逮捕しました。 【画像を見る】広島市西区庚午中の事件現場など 警察によりますと、男は、すでに逮捕されている外国籍の男4人と共謀して、5月、広島市西区庚午中の路上で外国人の男性(46)の頭を鉄パイプで殴るなどして大けがをさせたうえ、時価300万円相当のブレスレットを奪い取った疑いが持たれています。 警察は捜査に支障があるとして、男の認否について明らかにしていません。 男らは3台の車で被害者が運転する車を取り囲んで停車させ、車外で暴行などを加えたとみられています。 警察は、この事件を実行したとみられる男らについて、広島を拠点に活動する若者中心の不良集団「877(バナナ)グループ」や、外国人不良集団の関係者であるとみています。また、事件にはさらに指定暴力団六代目共政会の傘下組織の関係者も関与しているものとみて、事件のいきさつを詳しく捜査しています。
中国放送