近年、地方に関心を持ったり、つながりを求めたりする若者が増えている。そこで、先祖が住んでいた地域とつながるのはどうだろうか。 戸籍には、先祖の名前や生年の他に本籍地の記載がある。記者の場合、先祖が代々栃木県のある地域に住んでいたことが分かった。これまでは、「祖父の墓がある県」程度の認識だったが、がぜん親しみや興味が湧いた。周辺の観光地や名物の情報も、親近感から新鮮に映る。 その地域の住民と交流を持つときも、家系図の情報が役立つかもしれない。「先祖が住んでいた」事実は、素性が分かる安心感がある。話のタネにもなり、地域で受け入れてもらいやすいはずだ。 皆さんも家系図を作ってみませんか。（金子祥也）
日本農業新聞
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