「航行中に適切な航路とらず座礁させた」 ケミカルタンカー船長の韓国人男を書類送検 離礁できず重油流出続く 鹿児島海保
鹿児島県十島村口之島沖で韓国籍ケミカルタンカー「キョヨン・パイオニア」(2577トン)が座礁した事故で、鹿児島海上保安部は22日、業務上過失往来危険容疑で船長の韓国人の男(62)を鹿児島地検に書類送検した。 【写真】〈関連〉座礁事故があった十島村口之島の位置を地図で確認する
書類送検容疑は16日午後3時40分ごろ、同島の北西約6キロ沖合を航行中に適切な航路をとらずに座礁させた疑い。 第10管区海上保安本部によると、同船は中国・福建省の福州港から名古屋港に向かう途中に座礁。離礁できず重油流出が続いている。乗組員14人は救助され、けがはなかった。
南日本新聞 | 鹿児島