鳥取・吉岡温泉でクリスマスフェス 出店やワークショップで地元アピール
クリスマスをテーマとしたワークショップや温泉が楽しめる「いちのゆマルシェ クリスマスフェス」が12月21日、吉岡温泉会館一ノ湯(鳥取市吉岡温泉町)と宮ノ下通りで開催される。(鳥取経済新聞) 【写真】ワークショップの様子(過去に開催した「いちのゆマルシェ」) 1000年以上の歴史を持つ温泉地「吉岡温泉」にある「吉岡温泉会館一ノ湯」は、源泉かけ流しの大浴場や貸し切り風呂のほか、犬専用の貸し切り風呂、土産処などを備えた温泉施設。 吉岡温泉の魅力を県内の人に体験してもらうことを目的に、2~3カ月に1回のペースで開催している「いちのゆマルシェ」は、今回で9回目を迎える。毎回約250人が参加するという。当日は、温泉施設内や通りでミニクリスマスツリー作りなどクリスマスをテーマにしたワークショップを開くほか、飲食店など計14店が並ぶ。参加者は散策を楽しみながら温泉での入浴も楽しめる。 松浦聡子館長は「県内の人がこうしたイベントを通じて地元の魅力を体験することで、地元への愛着が深まり、県外に出てもその魅力を伝えていけるようになると思う。初開催時に掲げたテーマ『愛・和・憩』は、和み、憩い、そして地元を愛するという意味を込めた」と話す。 当日はクラフトコーラの専門店「因幡コーラ」やカフェ「パーラー株湯」、抹茶ラテやぜんざいを提供する「日本茶カフェ茶の香」などが出店。出店店舗での買い物やワークショップ参加でスタンプ5つを集めると、ガラポン抽選会に参加できる。景品には各店が提供するクリスマスプレゼントを用意。1等は温泉回数券つづり1冊が当たる。開催時間中は施設内への出入りが自由で、入浴せずにイベントだけ参加することもできる。 同施設管理人の田中文佳さんは「普段遠出が難しい高齢の人に話題の店を楽しんでいただき、近隣の人にも喜んでいただけている。1000年以上続く温泉をいろいろな形で楽しんでいただくことが歴史を継いでいくことだと思うので、ぜひ自身の憩いの場を見つけていただければ」と参加を呼びかける。 開催時間は10時~16時。入場無料。
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