「鳥越氏vs.文春」橋下氏もツイッター参戦「事実無根なら言論で大喧嘩を」
「法的措置なんて最後のおまけ」「説明できないなら公人になる資格なし」
鳥越氏のこうした姿勢に強く異を唱えたのが、前大阪府知事・前大阪市長で弁護士の橋下徹氏だ。橋下氏は自らのフォロワー約160万人に向け、21日だけで計9回もの鳥越氏への批判をツイートした。 日中は2回で、ボクシングでいうジャブ程度。「鳥越さん、あれだけ報道の自由を叫んでいたのに自分のことになったらちょっとケツの穴が小さくないか」「(東京地検に)訴える前に、いつも政治家に言っていた説明責任を果たしなさい」とつぶやいた。 夜に入ると、短時間のうちに7回のツイートを繰り出した。第一弾の内容は「公人がメディアから追及を受けた場合には、たとえ事実無根でもまずは取材に応じて説明すべき」「重要なことは自らが前面に立つことだ。鳥越さん、逃げ回らずに早急に囲み取材を受けなさい」。 続いて「公人がメディアから追及された場合に弁護士を使うのは最後の最後。自ら徹底してメディアに説明できないなら公人になる資格なし。鳥越さんもいつもそんなこと言ってたでしょ?」と皮肉った。 攻撃の手はなお緩まない。「今回の週刊文春の追及くらいで説明責任を果たせないなら今後が思いやられる。知事になったらメディアの追及はこんなレベルじゃないよ」「記事が事実無根なら、まずは週刊文春と徹底的に言論での大ゲンカをしなさい。それが公人であり、民主主義だ。法的措置なんて最後のおまけ。こんな程度で逃げ回っているようでは知事になる資格なし」 橋下氏はそうツイートした上で、「公人はメディアから追及を受けた場合には時間無制限で質問に応じて徹底して説明する義務がある。僕はそれをやってきた自負がある。自分の言葉で語るのが公人だ」と強調した。 さらに、この日最後のつぶやきでは「つい最近も報道の自由を守れ!と大袈裟に記者会見していた鳥越さん。結局、自分が追及を受けた場合には、報道の自由を最も守らない人だった」と皮肉と揶揄をたっぷり込めていた。