欧州選手権でも活躍中のアルダ・ギュレル（ロイター）

　日本代表MF久保建英（23）が、トルコ代表MFアルダ・ギュレル（19＝レアル・マドリード）とスペイン1部レアル・ソシエダードでチームメートになる可能性を指摘された。 　昨夏にRマドリードに加入したギュレルは負傷離脱がありながらも、随所で〝トルコの神童〟と言われる才能を発揮。現在、ドイツで行われている欧州選手権に参戦している若き才能は、来季も残留を希望しているとされる中、スペインメディア「ラジオ・マルカ」のカルロス・ビセンテ記者は、ギュレルがレンタル移籍することになった場合、最適なチームはRソシエダードだと主張しているという。 　それは成功例があるからだ。ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール（アーセナル）は、レンタルで加入したRソシエダードで才能を開花させ、Rマドリード復帰後は出場機会を得られなかったものの、アーセナルで完全な中心選手として活躍中だ。久保も、2022年夏に現所属クラブに完全移籍で加入した後、飛躍を遂げた。 　Rマドリード内では、ギュレルの成長に最も適したプランを検討しており、レンタル移籍か残留か正式決定していない。久保も今夏の移籍が取りざたされているが、2人の〝共演〟は実現するのだろうか。