金利0.2%の定期預金口座に500万円を預けて満期になりました。通帳に記載された利息額は1万円よりも少なかったのですが、なぜ利息が減ったのでしょうか?
利息額は源泉徴収されてから支払われるため手取り額は少なくなる
利息で得た収入は利子所得となり、所得税の課税対象になります。利子所得の所得税徴収方法は、源泉分離課税として単体で計算・納税が完結する点が特徴です。税率も一律で決められており、利子所得の支払いを受ける時点で源泉徴収されます。 そのため、実際に口座へ振り込まれる利子所得は計算上の利息ではなく、所得税額分が減額された金額です。もし、500万円を年利0.2%で1年間預けると、利子所得の所得税として約2031円が源泉徴収されるため、約7969円が振り込まれます。 ただし、条件に該当していれば、利子所得の非課税制度を利用できる可能性もあるので、チェックしておきましょう。もし、条件に該当する場合は、税務署や職場へ制度を利用できないかの相談も必要です。 出典 国税庁 タックスアンサー(よくある税の質問) No.1310 利息を受け取ったとき(利子所得) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部