3戦連続出場のラツィオMF鎌田大地、ボローニャ戦の現地の評価は?先発した不動の10番には再び酷評も… | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ラツィオのMF鎌田大地は、18日に行われたセリエA第25節ラツィオ対ボローニャ戦に途中出場し、現地メディアがパフォーマンスを採点した。 【動画】鎌田大地は後半途中から出場!ラツィオ×ボローニャ|ハイライト
前節のカリアリ戦で公式戦4試合ぶりの勝利を収め、8位へと順位を上げたラツィオ。ミッドウィークのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)バイエルン・ミュンヘン戦でも殊勲の白星をつかみ、2連勝でホームでのボローニャ戦に臨んだが、39分のGKイヴァン・プロヴェデルのパスミスによる失点が響き、1-2と逆転負けを喫した。 MF鎌田大地は、直近の2試合に途中出場して評価を上げていたが、再び左インサイドハーフで不動の10番ルイス・アルベルトとのポジション争いに敗れてベンチスタート。だがライバルのマティアス・ベシーノの不在も後押しし、1-1だった77分に10番に代わってピッチに立つと、相手にリードされた後の試合終盤の猛攻でシュートを狙うなど積極的な姿勢も見せた。
鎌田の現地での評価は?
公式戦3試合連続出場を果たした鎌田だが、チームがパフォーマンスを落として逆転された後半の出場とあり、評価はやや低調なものなった。『Eurosport』イタリア版は、合格ラインに満たない「5.5」と採点。「日本人選手は、ピッチに入って以降、適切な突破口を見つけられなかった」と綴った。このほか大手メディアの『Sky Sport』は「5」、『Mediaset』は「5.5」の評価を下している。 一方、鎌田とのスタメン争いを制して77分間プレーしたルイス・アルベルトを巡っては、さらに厳しい意見が飛び交う。『Sky Sport』は失点に絡んだプロヴェデルとともにワースト選手に選んだほか、『TUTTOmercatoWEB』も「4.5」とチーム内最低点をつけた。 「あまりにもミスが多く、決定的な役割を担えず、プレーに全く入れていなかった」と指摘。「特にプロヴェデルへのバックパスは、エリア内にボローニャの選手が3人いるにもかかわらず、強すぎた」と続け、「彼のような経験のある選手には許されない愚行だった」と酷評した。 地元メディア『Tag24』もルイス・アルベルトについて「厳しいマークでファンタジーを作り出せず、ボローニャの同点弾ではプロヴェデルに殺人的なパスを送り、悪い意味での主役だった」と振り返った。