「最高」松阪牛に3004万円 三重、品評会で落札
ブランド和牛・松阪牛の体格や毛並みの良さを競う品評会「松阪肉牛共進会」が26日、三重県松阪市で開かれ、最高賞の「優秀賞1席」に、同県大紀町の中村一昭さん(47)が育てた「ひろこの1」(3歳、676キロ)が選ばれた。品評会後の競りでは、3004万円で落札された。 中村さんは「非常にびっくりした。高い値段を付けてもらい、ありがたい」と笑顔で話した。 落札した津市の食肉会社朝日屋の香田佳永社長(63)は「餌代の高騰や猛暑に見舞われた中、よく育てた」とねぎらった。来月21日または22日から店頭に並ぶという。