オランダ国王、キャサリン皇太子妃の画像修整騒動をからかう 「私はフォトショしてないよ」
キャサリン皇太子妃がイギリスの母の日のために公開した写真が画像修整されていたことが発覚、世界中のマスコミを騒がせている。他国のロイヤルにもこのニュースは届いているよう。オランダのウィレム・アレクサンダー国王がこのことをジョークにし、注目を集めている。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
先週公務中に国王は幼い子どもたちと対面、おしゃべりするシーンがあった。その中の女の子から、国王が家族と撮影した写真について何かを言われたという。すると国王は笑いながら「少なくとも私はフォトショップはしてませんよ」。キャサリン皇太子妃の名前は出さなかったが、周りにいた大人たちからも笑いが漏れた。オランダの王室レポーター、リック・エヴァースがその様子をツイートしている。
国王はジョークにしているけれど、この画像修整事件を深刻に捉えている人たちは少なくない。パリに拠点を置く国際通信社のAFP（フランス通信社）のグローバルニュース・ディレクターのフィル・チェットウィンドは先週イギリスの放送局「BBC」のラジオ番組でこの事件についてコメント。画像がどの程度編集されているのかを確認するために英国王室にオリジナルの画像の提供を求めたが返事がなかったと語り、そのためこの画像を削除したと説明した。
また皇太子夫妻の宮廷であるケンジントン宮殿が「今はもう信頼できる情報源ではない。どんなことでもそうだが、ある情報源に一度失望させられるとそのハードルは上がってしまう」とも。AP通信やロイター通信もこの画像を取り下げてしているが、チェットウィンドによるとこの削除は異例。「画像を操作したことが理由で削除することは滅多にないことだ。年に一度あるかないかだ。過去の事例は北朝鮮の通信社やイランの通信社（の写真）だった」と語っている。
新聞「エクスプレス」によると現在皇太子夫妻は、来月末に6歳になるルイ王子の誕生日のポートレートについて悩んでいる。問題になっているのは誰が撮影するか。これまで子どもたちの写真は皇太子妃が撮影することが多かった。しかし4月のルイ王子や5月初めのシャーロット王女の誕生日に皇太子妃によるポートレートを発表すると、今回の騒ぎを再燃させてしまうのではないかと心配しているという。ちなみに昨年のルイ王子の写真はフォトグラファーのミリー・ピルキントンが、シャーロット王女の写真は皇太子妃が撮影している。 ルイ王子の誕生日までには皇太子妃も公務に復帰するはず。この騒ぎがどう収束するのか、見守りたい。
