Netflix×A24の注目作

　NetflixとA24のアンソロジーシリーズ「BEEF ビーフ」のシーズン2で、オスカー・アイザックとキャリー・マリガンがシーズン2の出演交渉中だという。米Deadlineが報じた。 　同作は、公私ともに“勝ち組”でありながら常に完璧でいなければならないことでストレスため込んでいる女性と、公私ともに“負け組”で人生のどん底にいる男性のふとしたご近所トラブルが、家族や友人たちを巻き込んだ大騒動へと発展していく様を描いた人間ドラマ。アリ・ウォンとスティーブン・ユァンが主演し、イ・ソンジンが企画・制作総指揮を務めた。エミー賞やゴールデングローブ賞、米製作者組合賞、インディペンデント・スピリット・アワードを獲得した。 　関係者によると、第2シーズンの制作に正式なゴーサインは出ていないものの、反目する2組のカップルを中心に展開されるという。アイザックとマリガンが演じる予定の役は、以前ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイと報じられていたが、結局それは実現しなかった。もう1組のカップルはチャールズ・メルトンとカイリー・スペイニーが演じる。 　アイザックは、HBOのリミテッドシリーズ「ある結婚の風景」（2021）でエミー賞にノミネート。映画では、ジュリアン・シュナーベル監督、ジェイソン・モモア共演の「In the Hand of Dante（原題）」の撮影を終え、現在はギレルモ・デル・トロ監督の「フランケンシュタイン（原題）」の撮影中で、フランケンシュタイン博士役を演じている。 　マリガンは、Netflixの「マエストロ　その音楽と愛と」で3度目のアカデミー賞ノミネートを果たした。今年3月に、アダム・サンドラーと共演したNetflixの「スペースマン」が公開された。