【出雲駅伝】駒澤が大会新記録の2時間7分51秒で連覇 史上初2季連続の学生駅伝三冠へ好発進
◇第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走(9日、島根県出雲市) 学生3大駅伝の第1戦、出雲駅伝で駒澤大学が全区間1位を譲らず、大会新記録の2時間7分51秒で連覇しました。 【画像】学生駅伝三冠を達成した駒澤大学 1区を走った駒大の篠原倖太朗選手は、先頭を走り続けたアイビーリーグ選抜のヒューゴ・ミルナー選手と競り合います。それでも、ハーフマラソンで日本人学生記録の1時間0分11秒をマークしている篠原選手は、終盤にミルナー選手を引き離し、初の区間賞でたすきをつなぎます。 2区からは駒大が独走態勢に。篠原選手に続き、佐藤圭汰選手も区間賞でたすきをつなぎました。一方、同タイムで区間賞を獲得したのが、青山学院大学の黒田朝日選手。5人抜きで一気に2位へ浮上します。 3区では留学生を起用した創価大学、城西大学がそれぞれ2位と3位に順位を上げ、青学大は4位に下げました。 4区では青学大・山内健登選手が城西大と3位争いを繰り広げ、終盤リードを奪われますが、区間賞の走りで3位に抜き返して、5区へつなぎました。 5区も駒大の独走は変わらず。青学大は1年生が失速し、順位を下げます。 そして、6区は駒大の鈴木芽吹選手は、主将の力走を見せゴール。 駒大は、全区間で1位を譲らず、2時間7分51秒と大会新記録を41秒更新して連覇しました。史上初の2季連続の学生駅伝三冠へ好発進となりました。 ▼出雲駅伝 入賞順位 1位 駒澤大学 2時間07分51秒 2位 創価大学2時間09分34秒 3位 城西大学 2時間10分35秒 4位 國學院大學 2時間11分07秒 5位 青山学院大学 2時間11分28秒 6位 早稲田大学 2時間11分36秒 7位 中央大学 2時間12分17秒 8位 東洋大学 2時間12分35秒