着工から半世紀…道道・美唄富良野線がついに全線開通
着工から半世紀経ち、ついに道道の美唄富良野線が全線開通しました。観光地へのアクセス向上に期待が高まっています。 道道・美唄富良野線は美唄と富良野を結ぶ55.8キロの道です。今回、山間部の17.3キロが開通し、1時間半以上かかった移動が1時間15分前後に短縮されました。整備計画が動き出した1975年からおよそ半世紀で待望の全線開通です。 上富良野から来たドライバーは「札幌圏行くにも三笠IC経由じゃないほうがアクセス良い。カーブも少なくなるし」と喜び、札幌から来たドライバーも「ルートが何本かできれば道も空く富良野に行く人は随分いいと思う」と期待していました。 道道でつながった美唄・芦別・富良野の3つの市は観光誘致で連携する考えです。空知総合振興局によれば、札幌-富良野の間も従来の2時間1分から4分短い1時間57分で移動でき、山道が減ることで、物流や災害時の効率化も期待されます。