納谷幸男が前KO-D無差別級王者クリス・ブルックスを粉砕し優勝宣言「今年のD王、何がなんでも絶対に優勝する!」【DDT】
DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2023」が11月26日、東京・後楽園ホールで開幕。昨年準優勝で優勝候補の一角の納谷幸男(Bブロック)が初戦で前KO-D無差別級王者のクリス・ブルックスを突破し、優勝宣言が飛び出した。 クリスはドロップキックで奇襲をかけ、場外戦で優位に進める。セコンドの高梨将弘、アントーニオ本多も巧みに介入し、リングに戻ると右足攻め。さらにクリスはツームストーン・パイルドライバーで追い込んでいく。納谷はラリアット、チョークスラムで反撃し、世界一のバックドロップ狙いもクリスが丸め込む。納谷はニーリフト連発から、サポーターを外して生ヒザ。そして世界一のバックドロップでクリスの息の根を止めた。
納谷は「前KO-D無差別級王者に勝ったぞ! 今年のD王、何がなんでも絶対に優勝する!」とキッパリ。次戦は12・2新宿FACEでの斉藤レイとの超大型戦士同士の対戦になるが、「オマエをぶっ倒して、俺が全日本に乗り込んでやるよ」と意気上がった。 クリスは「新しいユニットの未来を出せない。最近。何もできない。KO-D無差別級、負けました。アジアドリームタッグ、負けました。D王、最初の試合負けました」と頭を抱える。だが、シャーデンフロイデ・インターナショナルの面々から激励を受けると「次は(12・2新宿で)KANON! アイツ嫌い。殺します。次の日(12・3新宿)はMAO。リングの外で会いましょうね」と前を向いた。 また、同じBブロックではKANONがメガネをかけながらの磔式コブラツイストで平田一喜からギブアップを奪い、初戦を白星でスタートした。