「7」の付く日は植木競り市 熊本・菊陽町でスタート 25年4月まで
熊本県樹芸農業協同組合が毎年、半年間にわたり開催している「植木競り市」が7日、同県菊陽町辛川の緑化流通センターで始まった。来年4月27日まで「7」が付く毎月7、17、27日の月3回開かれる。 競り市は今季の登録料千円を払えば、誰でも何度でも参加できるシステム。初日はレモンやツツジ、サルスベリなど150種類700点が並んだ。 開市式で後藤要治組合長(61)は「競りの掛け合いを楽しんで購入してください」とあいさつ。訪れた愛好家らは競り師の「2千! 2千円!」「紫の花が咲くよ」などの声に誘われ、庭木や果樹を品定めした。 ゆずの木を購入した益城町の男性(84)は「きれいな実が五つなっている。家族で眺めて楽しみます」と笑顔で話した。競りは午前9時半から。(草野太一)