『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』のイルミネーション点灯イベントに登場したGACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさ

映画『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』 (11月23日公開)のイルミネーション点灯イベントが11月14日、埼玉県民の日にコクーンシティにて行われ、GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさが登場した。イルミネーション点灯イベント後には、前作『翔んで埼玉』(19)で全国No.1の動員＆興行収入を記録した”聖地”MOVIXさいたまにて実施された舞台挨拶に芸人のアキラ100%、はなわも加わった。 【写真を見る】GACKT、二階堂ふみ、加藤諒、益若つばさが埼玉県民の日に埼玉に降臨！ 会場には通勤、通学、住まいなど、埼玉にゆかりのある人々が集結。県民の日に埼玉県民は東京ディズニーランドに行くと言われていることに触れ、「今日集まっているのはディズニーランドに行かなかった暇な人たち？」とGACKTが問いかけると、大きな拍手が沸き起こり会場は大盛り上がり。1作目の撮影前、撮影中、撮影後も「ずっと(映画が)当たることはないと思っていました」と振り返ったGACKTは「役者の力なんてまったく関係なくて、なぜか大ヒットしてしまいました…」とニヤリ。大ヒットの理由は「寛容な埼玉の方たちの器の大きさなのか、それともひどいドMの方たちなのか」と解説し笑いを誘う。2作目を撮ることで「関西の方たちまで巻き込んで、すごい敵を作ってしまうのではないかという不安でいっぱいです」と公開を控えたいまの心境を吐露。GACKTから「不安じゃないですか？」と問われた二階堂が「不安です」と即答すると、会場は2人を応援するような拍手に包まれた。 続編を作ることに対しては、W主演のGACKTと二階堂は全力で止めていたという。「続編のお話をいただき、全力で止めました。止めるというよりも断ったんです、普通に」と明かしたGACKTは、「ふみちゃんはなんて言ってるんだろうと思ったら、『やめましょう』と言っているって。でもキャストを固めた状態で『逃げられませんよ』という感じになって…」と出演を決めた経緯を苦笑いしながら振り返っていた。 イベントでは本作のこれまでのPR活動をお互いに報告し合うコーナーも。加藤と益若は行田で田植えに参加したことを明かすと、はなわとアキラがそこで稲刈りをしたことを報告し、刈り取った稲を花束に見立た”稲束”をGACKTと二階堂にプレゼントする場面もあった。二階堂は「プロモーションにも羽振りの良さを感じます」と前作からの変化を指摘し、「控え室にあるお弁当なども豪華になりました！」と笑顔を見せていた。 GACKTは前作が「新しい映画館のあり方を作った」とニッコリ。日本では映画館で大声を出して笑ったりすることはなかったが、埼玉から始まった前作のヒットにより「日本もエンタテインメント(の楽しみ方)がひとつ上に上がったような。埼玉の方たちがきっかけになったということで、かなり大きな“埼玉化計画”だったと思います」と語り、「思いつきだけど、うまいこと言ったな(笑)」と映画のアピールにつながる自身のコメントを自画自賛。すると二階堂も「同意見です！」と乗っかり、「これ以上ないくらいの愛と応援をいただいていることを実感しています。懐の大きい埼玉県民の方たちにいただいた応援を、(映画では)何倍にもして、愛情としてお返ししていますので、ぜひ楽しんでいただければと思います！」と呼びかけイベントを締めくくった。 取材・文/タナカシノブ