夜空に輝く「令和」の文字 通天閣がネオンで新元号スタートを祝福
夜空に輝く「令和」の文字 通天閣がネオンで新元号スタートを祝福
新元号「令和ネオン」でお祝い──。大阪市浪速区新世界にある観光名所で、国の登録有形文化財となっている「通天閣」は1日夜、「令和」の文字が浮かぶ特別ライトアップを行い新たな元号の始まりを祝った。 【拡大写真】時計を表示する通天閣、カラフルな色を映し出すことが可能になった。LED総数は3万超
通天閣観光の高井隆光副社長によると、通常時計を表示する部分に「令和」の文字を映し出したという。また、日本流行色協会が日本の代表的な花にちなんで選定したという梅・菫・桜の3色の「令和慶祝カラー」も、時計部分以外で輝かせていた。 通天閣は、2017年2月にネオンのリニューアル工事を行った。それにより、広告の表示色はそれまでの6色から倍の12色を表すことができ、時計部分はそれまでの巨大なアナログ時計を大型ビジョンにしてデジタル表示が可能となった。
この点灯をたまたま見たという東京都から来たという男性は「実家が兵庫県なので今日は関西に帰ってきていました。これはすばらしい。見られてよかったです」と笑顔で話していた。 このライトアップは8日まで行われる。時間は2、3日が午後6時半から同11時5分まで。4~8日は午後6時45分から同11時5分まで点灯する。