ジョコ、ウィンブルドンは「タイトル争える」状態でのみ出場
【AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が25日、次週開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)について、「タイトルを争える」コンディションが整った場合にのみ出場すると話した。一方で、手術した膝の回復は順調だという。 【写真】全仏OP4回戦で膝を痛めたジョコビッチ(その他全9枚) ジョコビッチは全仏オープン(French Open 2024)中に右膝の内側半月板を損傷し、準々決勝を前に途中棄権。7月1日に開幕するウィンブルドン出場は当初難しいとみられていたが、状態は急速に上がっており、24日にはウィンブルドンの練習会場アオランギ・パーク(Aorangi Park)で2時間の練習を行った。 ジョコビッチは、組み合わせ抽選が行われる28日までには決断すると話し、英BBCに対して「何試合かするためにここへ来たわけではない」とコメント。「自分の最大値近く、もしくは最大値でプレーできると分かれば出場する。そうでなければ、別の誰かに出場機会を譲る」と話した。 「大会を勝ち進み、タイトルを争える状態にあると思う場合に限り出場する。それが条件だ。リハビリは日々順調に進んでいて、数パーセントずつ良くなっている。それが前進するための希望や励みになっている。徐々に良くなっている。まだ100パーセントは出せないが、数日後にそうなればと思っている」 四大大会(グランドスラム)通算24勝を誇るジョコビッチは、直近は5大会連続でウィンブルドンの決勝に勝ち進んでいるが、昨年は5セットの激戦の末にカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)に敗れた。7月26日からは、悲願の金メダル獲得を目指すパリ五輪も開幕する。【翻訳編集】 AFPBB News