大阪・枚方の「ひらかたパーク」でライブを開催したベリーグッドマンの（左から）HiDEX、Rover、MOCA

　3人組人気ユニット「ベリーグッドマン」が7日、大阪・枚方のひらかたパークで恒例のイベント「ベリーグッドマン　超好感祭2024～ひらパー貸し切りパーティー編～」を開催。1、2部計5000人のファンを前に大盛り上がりした。 　超好感祭は地元・大阪で“超好感男”の名の下にベリーグッドマンが開催している野外ワンマンライブ。19年にユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）、20、21年は大阪・舞洲の「空の広場」、22年は大阪・泉南市の「SENNAN　LONG　PARK」で開催した。2年ぶりの今回はグループ初めて遊園地を貸し切っての開催。コンサートチケットは、同パークで1日遊べるフリーパス付きとした。 　気温34度超えの炎天下、冒頭からリーダーのRover（36）が「灼熱の中、水分補給して、日差しに気をつけて」とファンへ訴え、MOCA（36）も「安全第一に」と絶叫した。 　1時間15分の予定を20分以上オーバーして「ライオン」「ファンファーレ」や6月にリリースした「ガッツポーズ」、7月にリリースした「Wonderful　Days」など全16曲を披露した。途中、MOCAが「なんか爆発音がする」とスピーカーの不具合が見つかったが、中断した3分間をMOCAがフリースタイルのラップで会場を盛り上げ「トラブルも楽しんで」と悠々乗り切った。 　結成10周年の昨年11月には甲子園で記念ライブ。今年の超好感祭の会場を探していた時に、大阪市浪速区出身のHiDEX（35）が「ひらパーでできないか」と子どものころに何度も訪れた枚方パークでの開催を提案し、実現。大観覧車「スカイウォーカー」の前の特設ステージでのライブに、Roverも「甲子園はメチャ寒かったけど3万人。きょうのひらパーはメチャ暑かった。ゲキ暑、ゲキ寒の気候の方が盛り上がる。皆さん喜んでくださってた。楽しかったですね」と目を細めた。 　11年目の今年は11月に東京・渋谷、12月に大阪ミナミで記念パーティーを開催する。また、11月20日には新曲「Party　Party　Party」をリリース。12月28日の大阪を皮切りに来年1月26日の東京まで全国5カ所で「“Party　Party　Party”TOUR　2024―2025」を開催する。 　今後については「ボクらも楽しくできれば」とHiDEX。「もう1回甲子園でライブをやりたい。皆が喜ぶことを狙いつつ、自分たちらしいワンマンライブを披露できたら。新しい歌をどんどん出して」とRover。「もう30代後半。大人の哀愁というかエエ味が出てきたなとを思ってもらえるようなステージをお見せできたら」とMOCAも決意を新たにしていた。