「津波警戒路線」のJR小浜線で避難訓練 園児や町民60人が高台へ 東日本大震災を教訓に実施【福井】
福井テレビ
高浜町内のJR小浜線で5日、地震による津波を想定した避難訓練が行われました。 JR西日本では、東日本大震災を教訓に沿岸部の小浜線を「津波警戒路線」に指定していて、2013年からは毎年、高浜町や小浜署などと連携し訓練を実施しています。 5日は、地震により高さ1.7メートルの津波が和田地区に押し寄せるとの想定で行われ、若狭和田駅付近で緊急停止した車両から、園児や町民ら60人が運転士や小浜署の署員の誘導で、高台の福祉施設まで避難しました。 参加した住民は「高齢者や体の不自由な人の避難をどうしたら良いか考えている」「実際は切迫した状況になると思うので、意識を持ち続けることが大切」と話し、訓練を通して津波が発生した際の行動について確認していました。
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