男子プロゴルフツアーカシオワールドオープンが高知県芸西村で開幕しました。注目の石川遼や賞金ランキング上位の選手、そして高知県関係選手の熱い戦いが繰り広げられています。 【写真を見る】カシオワールドオープン開幕　初日は河本力（愛媛出身）が首位　石川遼2位発進　賞金王・シード権争い佳境に カシオワールドオープンは賞金総額「2億円」、優勝賞金「4000万円」と、賞金王やシード権争いの行方を左右する、シーズン終盤のビッグトーナメントです。 賞金ランキングトップで初の賞金王を目指す平田憲聖や、僅差で追う2位の金谷拓実らランキング上位の選手たちによる激戦が注目ポイントです。 （観客は） 「毎年楽しみにずっと来ています。今までずっと石川遼君の応援はしてて、まだ1回もここ（カシオWO）で優勝していないからね。今回ちょっと優勝してもらいたいけど」 「応援している選手が上位に上がってくださるのを楽しみにしています」 スタート時間こそ曇り空の肌寒い中でしたが、昼ごろには青空が広がる絶好のコンディションに! 初日、注目を集めたのはホストプロとして大会初優勝を目指す石川遼。石川遼が動けば観客が動く!石川遼が止まれば観客も止まる! そんな光景を初日から作り出した石川は、ファンの声援に後押しされるようにバーディーラッシュを見せます! 石川は7アンダー単独2位と好スタートを切りました。 全国各地に足を運び応援しているというファンは、さっそく優勝の気配を感じとったようです。 （千葉から） 「（石川プロが）すごく調子よくて、この前の御殿場（の大会）も行ったんですけど、もう御殿場に匹敵するくらい調子がいいので優勝するんじゃないかと期待している」 （三重から） 「（Kochi黒潮カントリークラブは）いいと思います。大好きなコースです。きれいだし」 石川を1打上回る8アンダーで単独トップに立ったのは、愛媛出身の河本力（かわもと・りき）。ツアー3勝目を目指します。 賞金ランキングトップの平田憲聖と2位の金谷拓実はともに4アンダー18位タイと、初日から激戦となっています。