ライブ配信歴800日以上…女子高校生ライバー・めい、修学旅行先でも配信を継続する“ライバー魂”「絶対に継続するという気持ちが強かった」
ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で800日以上配信を継続している女子高生ライバー・めい。高校一年生からライバーとして活動を開始し、学業とライブ配信を両立させ今年3月に高校を卒業する。“女子高生ライバー”として注目を集めためいに、ライブ配信と共に過ごした3年間の高校生活について振り返るインタビューを行うと、学業との両立の苦労や、修学旅行中も配信を欠かさなかったライバー魂あふれるエピソードが飛び出した。 【写真】かわいらしいぬいぐるみがたくさん…女子高校生ライバー・めいの配信部屋 ■高校一年生でライバーとして活動を開始「こんなにリアクションをもらえるんだ!と驚きました」 ――はじめに読者の方に向けて自己紹介をお願いします。 大阪出身、高校三年生18歳のめいです。小学3年生からモデル活動をしていて、その延長線上で高校一年生から「17LIVE」でライバーをしています。 ――ライブ配信を始めたきっかけを教えてください。 高校生になって、今後の活動について考えている時に、ライバー事務所の方からスカウトをいただいて「17LIVE」とは別のアプリで、新しいこと挑戦してみようと思い始めました。 ――最初は「17LIVE」とは別のアプリだったんですね。現在配信されている「17LIVE」はどこで知りましたか? 18歳以下がライブ配信できるプラットフォーム自体がとても少なかったんですが、私に合ったライブ配信アプリをいくつか事務所の方が候補を上げてくださり、話し合った結果「17LIVE」でライバーとして活動することを決めました。 ――実際にライバーとして活動を始めてみていかがでしたか? モデル活動をしていた時に、オーディションの審査で配信をしたことはあったんですが、コメントもほとんどなく、ギフトもない配信だったので、イチナナで配信を始めてからは「こんなにリアクションをもらえるんだ!」と驚きました。 ■“年齢の壁”に負けないための配信とは「戦力的にポイントを稼ぐこと」 ――普段はどのような配信をされていますか? ほとんどリスナーさんとずっと話している雑談配信です。朝、学校へ行く前に1時間、夜に1時間を目標として、最低2時間は配信できるようにしています。リスナーさんのおかげもあり、いま現在、配信を800日以上継続できています。 ――現在、数々のイベントに参加されていて上位入賞を果たしています。印象に残っているイベントは? 一番印象に残っているのは、神戸コレクションへの出演をかけたイベントです。当時は、まだ18歳以下のライバーには配信時間制限があったので、24時イベント終了に対して、22時までしか配信できなく悔しい思いをしました。今まで自分が配信やってきた中で、一番ギフトをいただいて、1番配信時間も取ってきたんですが、年齢の壁には勝つことができず出演は叶いませんでした。 ――その悔しい思いを受けて、めいさんの中で何か変化はありましたか? とても落ち込み、いろいろと考えたんですが、負けず嫌いなので「配信時間制限を理由に負けたくない」と思って、改めて頑張ろうと思えました。その結果、最終的にはイベントに出演することができたので、とても嬉しかったです。 ――「年齢の壁」に負けないために、配信で心がけたことはありますか? 配信できない時間はどうしようもないので、残り時間で巻き返されない点数をつけられるかが自分の枠の課題でした。イベントによっては、ボーナスポイントが付くこともあるので、コツコツポイントを貯めることとボーナスを活かした戦力的にポイントを稼ぐことを心がけていました。 ■800日以上配信を継続…修学旅行先からも配信する“ライバー魂”「高校卒業するまでは絶対に配信を継続するという気持ちが強かった」 ――800日以上配信を継続されているとのことですが、ここまでライブ配信にのめり込んだきっかけは? 配信を始めてから1週間、初めて配信したライバーだけが乗るランキングがあったので、まず1週間は続けてみようと思い、1位を目指して頑張りました。そこで、1位になることができ、コメントをたくさん貰えたり、ギフトが飛んだりする感覚に楽しさを覚えて、気がついたら毎日配信していました。 ――ライブ配信と共に高校生活を過ごしたんですね。 部活の代わりのライブ配信といった気持ちで始めたので、配信しているか学校にいるかの2択でした。学校行事もコロナ禍でなかなかできなかったので、ライブ配信が一番思い出に残っています。 ――高校生ライバーとして一番印象に残っている配信はありますか? 修学旅行先からの配信はとても印象に残っています。高校卒業するまでは絶対に配信を継続するという気持ちが強かったので、誰よりも朝早く起きて、同級生と寝る部屋が別れていたので、そこで顔だけ出して文字で会話するといった配信をしました(笑) ――学業とライブ配信の両立で一番苦労したところは? 自分が出演したイベントと学校のテスト期間が被ってしまった時は、リスナーの皆さんからお金と時間をかけて応援していただいているので、配信したいという思いもありつつ、学業が1番ではあるので、どちらをどれだけ妥協するかのバランスがとても難しかったです。 ■女子高校生ライバー・めいの目標「いつかは本業がライバーと言えるようになりたい」 ――高校3年間毎日配信を行なって見えてきた、ライバーとしてのゴールはどこでしょうか? ライブ配信は突き詰めれば突き詰めるほど、やれることが多いと思っているのでゴールを見つけるのはすごく難しいところではあります。ですが、現在所属している事務所の代表である葉月さんがイチナナでもトップライバーとして活躍されているので、まずは“社長を超えるライバー”になることが目標です。 ――高校生ライバーのめいさんからみて、ライブ配信が高校生にも浸透してきているように感じることはありましたか? 私がイチナナを始めた時は、自分が知っている中で高校生は1人か2人くらいしかいませんでしたが、最近では高校生がイベントで1位を取っていたり、入賞したりしているところを見かけるので、高校生の間でもライブ配信が浸透してきているように感じます。 実際、自分が小学生、中学生の時に比べて、ライブ配信が身近な存在になってきたと感じています。スマホ1つでライブ配信を始めることができるので、ライバーという職業が、以前よりは世間に知られてきていると思います。 ――では、最後にめいさん自身の今後の目標を教えてください。 4月からは看護学校に通うことが決まっているので、まずは看護師免許を取得し、数年は看護師としてきちんと働き、手に職をつけようと思っています。ですが、ライバーをやめる気は全くなくて、これからも看護学生と両立し、看護師になってからも配信を続けて、いつかは本業がライバーと言えるようになりたいです。これからも応援よろしくお願いいたします。