部下をメールで“晒し者”、プライベートに“土足で侵入”… 会社の処分にも裁判を起こす「パワハラ上司」の末路
最後に
LINEやメールが残っていたので会社は戦いやすかったと思います。パワハラ発言で訴える時は、言った言わないの水掛論になります。なのでパワハラ発言で訴えるときは必ず録音しておきましょう。1発アウトのパワハラ発言を録音できたら勝ちです。
オマケ
自分の非をゼッタイに認めないパワハラ社長の事件は以下です。この社長もネチネチとウザイメールを送っています。裁判所は慰謝料100万円の支払いを命じました。(ビュッヒ事件:大阪地裁 R5.2.7) →「人格権を侵害」パワハラ社長が反抗する社員を“完全無視”から“解雇”の非道に裁判所が突きつけた代償(https://www.ben54.jp/news/701) 今回は以上です。これからも労働関係の知恵をお届けします。またお会いしましょう!
林 孝匡(弁護士)