杵築市納涼花火大会8月16日に開催 事業費1.4倍に…資金確保が課題 キリンビールが支援
夏の風物詩「花火大会」は、運営費の高騰による資金確保が全国的な課題となっています。このような中、大分県杵築市では8月の開催に向け、新たな取り組みが行われています。 【写真を見る】杵築市納涼花火大会8月16日に開催 事業費1.4倍に…資金確保が課題 キリンビールが支援 人口2万7000人の杵築市。毎年8月16日に納涼花火大会が開催されています。今年で55年目を迎えますが、花火の原材料費高騰などもあり、去年の事業費は1.4倍に増加しました。例年通り3000発の花火の打ち上げを維持するには資金確保が課題となっています。 (杵築市商工観光課 岡本晃治さん)「人件費高騰や物価高騰、たくさんの問題があるんですけど、3000発の花火を夏の夜空に打ち上げるということを目標にやっております。大会運営側としては3000発を維持したいということで、今年については挑んでいます」 課題解決に向け、杵築市は今年新たな取り組みに参加します。「キリンビール」が展開するプロジェクトです。 花火大会の支援として対象商品を購入すると、売り上げの一部が自治体に寄付されます。また、専用サイトにアクセスすると応援したい自治体に寄付することも可能です。全国47の自治体が対象で大分からは杵築市が選ばれました。 (杵築市商工観光課 岡本晃治さん)「杵築納涼花火大会の認知度もあがりますし、支援もいただけるということで、多くの観光客に来てもらい、市の活性化にもつながっていくと思っています」 杵築市納涼花火大会は、8月16日に杵築市海浜夢公園をメイン会場に開催。午後8時から約40分間、3000発の花火が打ち上げられます。
大分放送