【プレビュー】中村航輔&福井太智、残留目指し最終戦へ。スポルティングCPは有終の美なるか|ポルトガルリーグ
2023-24シーズンのポルトガルリーグ第34節が日本時間18日から19日にかけて開催される。 ファレンセvsポルティモネンセ 今季のファレンセは安定感に欠けるシーズンで、現在の9位という順位もそれを反映している。今シーズンの最終戦となるこの試合は、これ以上上位に食い込むことはできないため、明確な目標はない。 ホストにとってはあまり意味のない試合かもしれないが、ポルティモネンセにとっては今シーズン最大の試合。ここで敗れれば降格が決定し、引き分けでも得失点差で降格が決まる。過去5戦未勝利のポルティモネンセに勢いはないが、その間に3度の引き分けを経験している。GK中村航輔とMF福井太智は先発が予想されており、チームを降格の危機から救う活躍ができるか注目だ。 スポルティングCP vs シャヴェス スポルティングCPはリーグ戦20試合連続無敗、18勝2分けという驚異的な成績を残している。 リーガ20回目のプリメイラ・リーガ優勝に導いたルーベン・アモリム監督は、26日に行われるポルトとのタカ・ポルトガル決勝を前に、最高の形でリーグ戦を終えたいところだろう。 また、ホームチームとしては、リーグ戦をホームでのパーフェクトな成績で終え、エスタディオ・ジョゼ・アルバラードでのリーグ戦16試合で16勝を挙げて、この週末を迎えたいところだ。 シャヴェスは現在3連敗中で、その間に7ゴールを許し、得点はわずか1点しか奪えていない。このシーズン終盤の不調で、ジョアン・テイシェイラ監督率いるチームは最下位に転落し、2022-23シーズンの7位という素晴らしい成績からわずか1年12ヶ月でポルトガルのトップリーグでの活動に終止符を打つことになった。 ブラガvsポルト フレデリコ・カルモ監督率いるブラガは、4月27日のベンフィカ戦(3-1)での敗戦を除き、ここ5試合で4勝を挙げており、来シーズンの欧州出場が確実となった。ヨーロッパリーグ出場権を獲得できるブラガだが、ポルトとの対戦は過去4回とも勝利しておらず、2009年1月以来、過去20回の対戦でわずか5勝しか挙げていない。 セルジオ・コンセイソン監督率いるポルトは、先週の日曜日、エスタディオ・ド・ドラゴンで10人のボアヴィスタを相手に2-1の勝利を収め、ビハインドを跳ね返した。ドラゴーズは、4月7日にヴィトーリア・デ・ギマラエスに2-1で敗れて以来、4勝2分けと、全コンペティションを通じて6試合連続無敗を続けている。 このシーズン終盤の好調により、ポルトは2020-21シーズン以降で最も低い順位となるリーグ3位をキープし、最終節へと臨む。
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